航空博物館:ライオン・エアー・ミュージアム(サンタアナ)を訪れてみた

カリフォルニア州 オレンジ・カウンティーのサンタアナに航空博物館:ライオン・エアー・ミュージアムがあります。所有する飛行機の数は少ないですが、全ての飛行機がまるで新品のように保存しているので一見の価値があります。

ショーケースのようなハンガーなので空間が明るい

ライオン・エアー・ミュージアムのハンガーは新しく、キレイです。特にすばらしいのがハンガーの壁面!東西に面する巨大な壁面すべてがガラス張りなので、ハンガーの中が明るいです。まるで建物全体がショーケースのようなつくりなので、B-25やDC-3のようなシルバーのボディーはピカピカ輝いています。このような明るい場所での展示は他の航空博物館ではなかなか体験できません。なんといってもうれしいのは明るいので一眼レフカメラを使えば飛行機の細部をきれいに撮影できます。

展示空間に余裕があるので鑑賞しやすい

ライオン・エアー・ミュージアムの所有している飛行機は6機と少ないですが、見学するためのスペースが広いのでひとつひとつの飛行機をじっくりと鑑賞できます。また西側の壁面には階段がついており、2階の通路から飛行機を鑑賞できます。

飛行機の展示

ライオン・エアー・ミュージアムの所有している飛行機のリストです。7機しかありませんが、どの飛行機もまるで新品のように綺麗です。イベントの時にはコックピットに入れたり、飛ばすこともあるのでWebサイトのイベントスケジュールをチェックするといいでしょう。

  • Boeing B-17 Flying Fortress
  • Douglas DC-3 Flagship Airliner
  • Douglas C-47 Skytrain
  • Douglas A-26 Invader
  • North American B-25 Mitchell
  • North American AT-6/SNJ-6
  • Cessna Q-1E Bireddog

Boeing B-17 Flying Fortress

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North American B-25 Mitchell

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Douglas DC-3 Flagship Airliner

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車とオートバイの展示

飛行機のほかにはクラシックカー、軍用車、軍用オートバイなどを展示しています。特に珍しい車はヒットラーの使用したベンツでしょう。タイヤが6つも付いており、防弾ガラスもかなり厚い作りになってました。また日本陸軍の使用していた陸王のサイドカーが展示されています。

クラシックカー

  • 1922 Ford Model T Roadster/Runabout ‘Tin Lizzie’ or ‘Flivver’
  • 1930 Cadillac V-16 Roadster
  • 1931 Buick Phaeton
  • 1939 Buick Roadmaster Convertible Sedan
  • 1939 Mercedes-Benz Model G4 Offener Touring Wagon
  • 1940S Divco Helms Bakery Truck

軍用車

  • 1939 German VID Tempo Gelaendewagen
  • 1941 Dodge 1/2 Ton Command & Reconnaissance Truck
  • 1942 Ford GPW Military Jeep
  • 1943 Ford GPW Military Jeep

軍用オートバイ

  • 1943 German NSU Kettenkrad HK 101 Tracked Motorcycle
  • 1943 Japanese Rikuo Sidecar Motorcycle
  • 1945 Indian Motorcycle “Chief”

1943 Japanese Rikuo Sidecar Motorcycle

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場所と地図

ライオン・エアー・ミュージアムはジョン・ウェイン空港の敷地の西側に隣接しています。空港のターミナルとは全く違う場所にあるので注意してください(空港のターミナルは敷地の東側)。ベイカーストリートを空港の方へ進んでいくとエアウェイアベニューにぶつかります。そこはT字路なのですが、まっすぐに進める道とライオン・エアー・ミュージアムの看板が見えるとおもいます。それがアイク・ジョーンズ・ロードです。たぶん公道ではなく、私道だと思われます。

住所:19300 Ike Jones Road, Santa Ana, CA 92707

航空博物館:ヤンクス・エアー・ミュージアム、チノ

カリフォルニア州チノにはプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアム(記事へリンク)だけでなく、ヤンクス・エアー・ミュージアム(Yanks Air Museum)もあります。どちらの航空博物館もすばらしいので両方見学することをおススメします。

ヤンクス・エアー・ミュージアムのコレクション

ヤンクス・エアー・ミュージアムのコレクションは第一次世界大戦から近代までの飛行機を展示しています。ハンガーの中では木製の飛行機や民間機なども展示していますが、主に戦闘機を多く展示しています。P-51 マスタング、P-38 ライトニング、F6F ヘルキャット、F-14 トムキャット、F-15 イーグル、F/A-18 ホーネットなどの戦闘機を近くから見ると迫力があります。

F-14A トムキャット

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ジャンクヤードのような野外展示スペース

ハンガーの中だけでなく野外にもさまざまな飛行機が展示されています。なかにはジャンクヤードのようにパーツを展示しているユニークなスペースもあります。

ドナルド・ダックがシンボルのP-38 ライトニング

P-38 ライトニングの機体には雲の上にすわり、カメラを構えているドナルド・ダックのシンボルがペイントされています。ディズニーが戦時中に制作したシンボルを集めた書籍『キャラクターズ・オブ・ミリタリー』によるとこのシンボルは偵察部隊が使用していたようです。

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キャラクターズ・オブ・ミリタリー

ブルーエンジェルスのF/A-18B

アメリカ海軍のアクロバット飛行隊「ブルーエンジェルス」のF/A-18Bを展示しています。鮮やかなブルーとイエローでペイントされたブルーエンジェルスの機体はハンガーの中で一番目立ちます。
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桜花11型

第二次世界大戦中に開発された日本の飛行機、桜花11型が展示されています。桜花は特攻兵器なので飛行機と言うよりもミサイルに操縦席がついた機体です。またヤンクス・エアー・ミュージアムにはドイツのV-1飛行爆弾も展示されています。
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場所と地図

ヤンクス・エアー・ミュージアムの住所を見ると紛らわしいことにプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムと同じ住所です(笑)。しかしヤンクス・エアー・ミュージアムはプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムの西側にあります。メリル・アベニューからは入れないので、ステアーマン・トライブに入ってください。すると左側にヤンクス・エアー・ミュージアムのハンガーが見えてきます。駐車場に入る途中で使われなくなったジェット機やパーツが展示されているので目印になると思います。

住所:7000 Merrill Avenue #35-A270 Chino, CA 9171

航空博物館:プレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアム、チノ

カリフォルニア州チノに航空博物館:プレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアム(Planes of Fame Air Museum, Chino CA)があります。この航空博物館は飛ぶことが可能な零戦があることで有名です。

B-17 Flying Fortressが目印

プレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムの建物の前にはB-17 Flying Fortressが展示してあるので、この航空博物館を訪れるさいの目印になると思います。

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たくさんの飛行機を展示

プレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムは4つのハンガーとP-38J Lightningをディスプレイしたハンガーに入ることができます。どのハンガーもたくさんの飛行機が展示されているので、飛行機マニアにはかなり楽しめる場所だと思います。入館したときにもらった展示リストを見ると、なんと106機もの飛行機がリストされていました。またそのうちの28機は飛行可能だそうです。この航空博物館では定期的にイベントを開催していますので、その時にこれらの飛行機を飛ばしたデモンストレーションを見ることができます。

展示リスト

プレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムのサイトに所有しているコレクションのリストが掲載されています。リストにはチノだけでなくアリゾナの博物館で公開されているコレクションも混ざっているので注意してください。ステータスの欄に青い飛行のマークがついている飛行機は飛行可能です。

P-38J Lightning

独立して建てられたカッコイイハンガーにディスプレイされているのが飛行可能なP-38J Lightningです。私が訪れた時は天候が良くなかったせいか?ハンガーの扉が少ししか開いてませんでした。飛行機全体を写真におさめることができませんでしたが、少し開いたハンガーの扉のあいだからP-38Jの銃口が光っている写真が撮れました。

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P-38Jの機体の底部はグレーで塗装されており、それ以外は濃いグリーンで塗られています。そしてデザインのアクセントとしてところどころに黄色がつかわれています。コックピットの前方には斧をもったネイティブアメリカンのイラストが描かれています。戦闘機に子供の落書きのようなユーモラスなキャラクターを描いてしまうセンスは日本では考えられないですね(笑)。

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零戦と日本の飛行機

この航空博物館では第二次世界大戦で使用された日本の飛行機も展示されています。雷電、彗星、秋水などが展示されています。その中でも特に注目すべきなのが『飛ぶことが可能な零戦』です。残念ながら私がプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムを訪れた時は零戦は展示してませんでした。どこかのイベントに行ってしまったようです・・・泣。

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破壊された一式陸上攻撃機

一式陸上攻撃機も展示されているのですが、残念ながら完全に破壊されてしまったので原型をとどめていません。そこでジャングルに放置されているイメージでディスプレイされています。このように展示されると戦争で墜落していった飛行機と乗組員のことを考えさせられます。

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フライトスケジュールを確認してから行こう!

せっかくプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムに行くならイベントが開催されている時がいいでしょう。プレーンズ・オブ・フェイム・エアーショーの時には様々な飛行機がデモンストレーションをしてくれます。また他の航空博物館も参加することがあるのでいつもは見れない飛行機も見ることができます。

このようなイベントはプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムのフライトスケジュールのページにて確認できます。このスケジュールを見ると2015年12月5日には零戦が飛ぶイベントが開催されるようです。

場所と地図

チノ空港と同じ区画にプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムはあります。メリル・アベニューをすすむとチノ空港の入り口があるので曲がってください。道を曲がってもストリート名は変わりません。少しすすむと右側に航空博物館の建物が見えてきます。

住所:7000 Merrill Ave #17, Chino, CA 91710

近くにはヤンクス・エアー・ミュージアムもあるのでチェック

プレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムの西側にヤンクス・エアー・ミュージアム(Yanks Air Museum)もあります。こちらの航空博物館は近代的な戦闘機を展示しているので、プレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムとは違う雰囲気で楽しめます。ぜひ訪れてみてください。
ヤンクス・エアー・ミュージアムの記事へリンク