航空博物館:ヤンクス・エアー・ミュージアム、チノ

航空博物館:ヤンクス・エアー・ミュージアム、チノ

カリフォルニア州チノにはプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアム(記事へリンク)だけでなく、ヤンクス・エアー・ミュージアム(Yanks Air Museum)もあります。どちらの航空博物館もすばらしいので両方見学することをおススメします。

ヤンクス・エアー・ミュージアムのコレクション

ヤンクス・エアー・ミュージアムのコレクションは第一次世界大戦から近代までの飛行機を展示しています。ハンガーの中では木製の飛行機や民間機なども展示していますが、主に戦闘機を多く展示しています。P-51 マスタング、P-38 ライトニング、F6F ヘルキャット、F-14 トムキャット、F-15 イーグル、F/A-18 ホーネットなどの戦闘機を近くから見ると迫力があります。

F-14A トムキャット

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ジャンクヤードのような野外展示スペース

ハンガーの中だけでなく野外にもさまざまな飛行機が展示されています。なかにはジャンクヤードのようにパーツを展示しているユニークなスペースもあります。

ドナルド・ダックがシンボルのP-38 ライトニング

P-38 ライトニングの機体には雲の上にすわり、カメラを構えているドナルド・ダックのシンボルがペイントされています。ディズニーが戦時中に制作したシンボルを集めた書籍『キャラクターズ・オブ・ミリタリー』によるとこのシンボルは偵察部隊が使用していたようです。

キャラクターズ・オブ・ミリタリー
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ブルーエンジェルスのF/A-18B

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アメリカ海軍のアクロバット飛行隊「ブルーエンジェルス」のF/A-18Bを展示しています。鮮やかなブルーとイエローでペイントされたブルーエンジェルスの機体はハンガーの中で一番目立ちます。

桜花11型

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第二次世界大戦中に開発された日本の飛行機、桜花11型が展示されています。桜花は特攻兵器なので飛行機と言うよりもミサイルに操縦席がついた機体です。またヤンクス・エアー・ミュージアムにはドイツのV-1飛行爆弾も展示されています。

場所と地図

ヤンクス・エアー・ミュージアムの住所を見ると紛らわしいことにプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムと同じ住所です(笑)。しかしヤンクス・エアー・ミュージアムはプレーンズ・オブ・フェイム・エアー・ミュージアムの西側にあります。メリル・アベニューからは入れないので、ステアーマン・トライブに入ってください。すると左側にヤンクス・エアー・ミュージアムのハンガーが見えてきます。駐車場に入る途中で使われなくなったジェット機やパーツが展示されているので目印になると思います。

住所:7000 Merrill Avenue #35-A270 Chino, CA 9171