『ダークエルフ物語』の第1巻 故郷、メンゾベランザンについて

小説『アイスウィンド・サーガ』シリーズの前日譚として書かれたお話が『ダークエルフ物語 1巻から3巻』です。『アイスウィンド・サーガ』の方が先に出版されましたが、『ダークエルフ物語 1巻から3巻』を読んでから『アイスウィンド・サーガ』を読んだ方が、さまざまな設定を知ることができます。


ダークエルフ物語 (1) 故郷、メンゾベランザン

表紙について

ストーリーよりも先に説明しておきたいことが表紙のイメージについてです。出版社が児童文学として売り込みたかったのか?ダークファンタジーの小説としては全く似つかわしくない絵が表紙に使用されています・・・そもそもセクシー表現が途中にあるのに児童文学は無理でしょ(笑)。しかも表紙にかいてあるようなシーンはありません(笑)。なので洋書の表紙をイメージして読むことをおすすめします。


Homeland: The Legend of Drizzt, Book I

ダークエルフの社会

ダークエルフの社会が詳しく描写されています。密かに一族を皆殺しにすれば、罪には問われずに、貴族の階級が上がる社会システム。白兵院、魔法院、尼僧院などの教育機関など、地下都市メンゾベランザンでの貴族生活が書かれています。

主人公ドリッズド・ドゥアーデンの成長

デヴィーア家への奇襲の最中に生まれたドリッズド・ドゥアーデンの成長する過程がメインのストーリーとなります。なぜドリッズドはダークエルフの社会に馴染めなかったのか?なぜ地下都市メンゾベランザンを脱出しなかければならなかったのか?などの謎がついに明かされます。

グエンワイヴァ―との出会い

主人公ドリッズド・ドゥアーデンの相棒グエンワイヴァ―(異世界の豹)を手に入れるまでのストーリーが書かれています。『アイスウィンド・サーガ』のファンにとって必読の書です。


ダークエルフ物語 (1) 故郷、メンゾベランザン
出版社: エンターブレイン
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子

ファンタジー小説『ダークエルフ物語 』と『アイスウィンド・サーガ』を読む順序

R.A.サルバトーレさんが書いたファンタジー小説『ダークエルフ物語 』シリーズと『アイスウィンド・サーガ』シリーズを読む順序をリストしてみました。

めちゃくちゃになってしまったシリーズ

ダークエルフのドリッズドが冒険するファンタジー小説が『ダークエルフ物語 』と『アイスウィンド・サーガ』です。このシリーズはタイトルが2つあるだけでなく、ナンバリングがしてないのでどの本から読んだらいいのかわかりにくいシリーズになってしまいました(笑)。

表紙のイメージがバラバラ

日本では継続して出版さなかったために、表紙がバラバラになってしまいました。特に初期のものは児童文学を装って出版しようとしたために、ダークファンタジーとしてはありえないイメージになっています(笑)。『アイスウィンド・サーガ』シリーズの英語版と富士見書房版はかっこよかっただけに残念な状態です。

『ダークエルフ物語 』と『アイスウィンド・サーガ』シリーズのリスト

そこで『ダークエルフ物語 』と『アイスウィンド・サーガ』シリーズを読む順番にまとめてみました。出版されてた順番としては『アイスウィンド・サーガ』シリーズが一番最初なのですが、下記の順で読むとドリッズドの生い立ちや、ダークエルフの特性などが理解できるので『アイスウィンド・サーガ』をより楽しめると思います。

1.『ダークエルフ物語』シリーズ(アイスウィンド・サーガの前日譚)


ダークエルフ物語 (1) 故郷、メンゾベランザン
出版社: エンターブレイン
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子


ダークエルフ物語 (2) 異郷、アンダーダーク
出版社: エンターブレイン
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子


ダークエルフ物語 (3) 新天地、フォーゴトン・レルム
出版社: エンターブレイン
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子

2.『アイスウィンド・サーガ』シリーズ


アイスウィンド・サーガ (1) 悪魔の水晶
出版社: エンターブレイン
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 風見 潤


アイスウィンド・サーガ (2) ドラゴンの宝
出版社: エンターブレイン
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 風見 潤


アイスウィンド・サーガ (3) 水晶の戦争
出版社: エンターブレイン
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 風見 潤


アイスウィンド・サーガ (4) 暗黒竜の冥宮
出版社: アスキー・メディアワークス
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 府川 由美恵


アイスウィンド・サーガ (5) 冥界の門
出版社: アスキー・メディアワークス
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 府川 由美恵

3.『ダークエルフ物語 』シリーズ(アイスウィンド・サーガの後日譚)


ダークエルフ物語 (1) ドロウの遺産
出版社: アスキー・メディアワークス
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子


ダークエルフ物語 (2) 星なき夜
出版社: アスキー・メディアワークス
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子


ダークエルフ物語 (3) 暗黒の包囲
出版社: アスキー・メディアワークス
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子


ダークエルフ物語 (4) 夜明けへの道
出版社: アスキー・メディアワークス
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子

その他

ボードゲーム

ダークエルフ物語の主人公ドリッズトが冒険するボートゲームがアメリカで発売されています。現在は英語のみ発売


Legend of Drizzt Board Game: A Dungeons & Dragons Board Game (英語)

小説『クレリック・サーガ』

『ダークエルフ物語』とは別のストーリーですが、「フォーゴトン・レルム」を舞台にしたR.A.サルバトーレさんの小説。


クレリック・サーガ (1) 秘密の地下墓地
出版社: アスキー
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子


クレリック・サーガ (2) 森を覆う影
出版社: アスキー
著者: R.A.サルバトーレ
翻訳: 笠井 道子