オーバーウォッチのベータ版にてトレーサーの後姿のポーズがセクシーなので消されたと話題になっていたので、ヒーローズ・オブ・ザ・ストームで確認してみました。
3Dモデルを確認
ヒーローズ・オブ・ザ・ストームにオーバーウォッチのトレーサーが追加されました。そこで問題となっているトレーサーのお尻を確認してみました(笑)。オーバーウォッチの3Dデータとヒーローズ・オブ・ザ・ストームの3Dデータは違うモノだと思いますが、何らかのデザインコンセプトが読み取れるかもしれませんので・・・。
確かにお尻が強調されている
短編アニメーション“Alive”を見た時から、そもそも3Dモデルのデザイン自体がお尻を強調していると思っていましたが、ヒーローズ・オブ・ザ・ストームのトレーサーはさらに強調されたものになっています。ハッキリ言って割れすぎです・・・これはセクシーと言うよりも滑稽なくらいオーバーです(笑)。
トレーサーのコンセプトと問題点
トレーサーのコンセプトはスピード感のあるキャラクターです。そのコンセプトを表現するためにアスリートのようなランニングタイツをはかせているのですが、そのシンプルなデザインのために下半身のデザインがシンプルになりすぎてしまう問題があると思われます。
割れによるデザイン効果
シンプルになりすぎてしまう問題を解決しているのがお尻の割れではないでしょうか?お尻の割れを強調してモデリングすることにより、トレーサーを左側面から眺めた時にお尻の曲線を強調して表現することに成功しています。また左のお尻の後ろに、右のお尻を並べることで配置のリズムをつくりだしています。お尻の曲線がデフォルメされた球状になっているおかげで、曲線によるリフレクションハイライトを作り出し、割れ目とガーターでキャッチシャドウを作り出しています。これらの効果はデザイン変化のとぼしいトレーサーの下半身にアクセントをつけるための役割を担っています。
記号化したお尻
私としてはお尻にデザイン的役割を押し付けた結果、『お尻の記号』が張り付けられたような印象を受けてしまいました。例えて言うならば『クレヨンしんちゃん』がお尻を出して「おしりだぞ」と言っているような表現に近いかもしれません。そのように考えるとトレーサーのお尻が『クレヨンしんちゃん』のお尻のようにも見えてきました・・・トレーサーに失礼ですね(笑)。
やはりオーバーウォッチで確認するしかない
オーバーウォッチの短編アニメーション“Alive”を見てもトレーサーのお尻はそんなに割れていないし、球状の形態をしていません。なのでトレーサーの後姿のポーズが本当にセクシーたっだのか確認するには、やはりオーバーウォッチの3Dモデルを確認してみるしか方法がないと思います。オーバーウォッチの発売は2016年5月24日です。
日本ではPlayStation 4で発売
日本ではスクウェア・エニックスからPlayStation 4専用の『オーバーウォッチ オリジンズ・エディション』が2016年5月24日に販売されます。