書籍『映画の間取り』は、映画の中に登場する魅力的な建物の図面を見ながら妄想して楽しめる本です(笑)。例えば『ローマの休日』に出演したグレゴリー・ペックになった気分でアパートの平面図を見ると、「恋する気持ちと永遠の別れ」を堪能できるかもしれません(笑)。
書籍『映画の間取り』について
『華麗なるギャツビー』に出てきた豪邸から『ALWAYS 3丁目の夕日』に出てきた店舗兼住宅まで、さまざまな映画の建物を図面化したのが書籍『映画の間取り』です。DVDで映像を確認しながら図面を眺めると、建物の空間構成をより理解できると思います。
建物の間取り
建物の間取りを理解できるように平面図とパース図が掲載されています。建物のどこでなにが起こったのか注釈が図面に書かれているので、映画のワンシーンを思い出させてくれます。
建物の解説
この本の解説文は『架空の不動産屋さん』のセールストークの体裁で書かれています。『ALWAYS 3丁目の夕日』や『呪怨」のように問題がある物件であっても、ポジティブなセールストークで解説してくれるので笑えます。
映画の情報
パース図のページにその建物が登場した映画の情報が書かれています。実在する建物の情報も書かれているので現地を訪れてみたい人には役に立つかも?
掲載されている建物
この本では全部で40の建物が4章に分かれて掲載されています。下記に掲載されているいくつかの建物をリストしておきます。
第1章: 一般住宅 (全17物件)
ローマの休日 / ジョーブラッドレイの部屋
キック・アス / ビッグ・ダディのセーフ・ハウス
ALWAYS 三丁目の夕日 / 有限会社鈴木オート
ティファニーで朝食を / ホリー・ゴライトリーの部屋
スティーブ・ジョブズ / スティーブ・ジョブズ邸
第2章: 邸宅・お城 (全9物件)
アイアンマン3 / トニー・スターク邸
007 スカイフォール / スカイフォール
華麗なるギャツビー / ジェイ・ギャツビーの寝室
第3章: オフィス・店舗・ホテル (全8物件)
シャイニング / オーバールック・ホテル
オリエント急行殺人事件 / ラチェットの個室
カサブランカ / リックの店
第4章: 特殊物件・アジト (全6物件)
キングスマン / 高級テーラー「キングスマン」
マトリックス / ホバークラフト“ネブカドネザル”号
ダークナイトライジング / バットバンカー
上記に挙げた建物の他にも魅力的な物件が満載です。