CES 2020 メルセデス・ベンツの基調講演では『アバター2』の世界観をデザインに反映させた電気自動車『Vision AVTR』が公開されました。
サプライズは『Vision AVTR』だけではありません!アバターの監督ジェームズ・キャメロンさんもスピーチを行いました。さすがメルセデス・ベンツ!PRがうまいですね。
CES2020 メルセデス・ベンツ基調講演
CES2020の講演がYouTubeに公開されています。気軽に見学に行けるようなイベントではないので、動画で見れることは大変ありがたいです。
- 2分:CEOのスピーチ
- 21分30秒:コンセプトカーがステージに登場
- 26分:アバターのプロデューサーとベンツのチーフデザイン・オフィサー のスピーチ
- 33分:アバターのプロダクションデザイナーと ベンツのアドバンスドエクスペリエンスデザインのディレクター のスピーチ
- 38分: アバターの アートディレクターと ベンツの 未来学者 のスピーチ
- 42分: ジェームズ・キャメロン監督のスピーチ
メルセデス・ベンツのブランド戦略
公開された動画を見ればわかるように、メルセデス・ベンツは電気自動車のブランド戦略に積極的です。EQシリーズとして長年コンセプトカーのデザインを発表してきました。
さらに昨年からは実用的な電気自動車のデザインだけでなく、奇抜なデザインのコンセプトカーをラスベガスで走らせ、話題になったばかりです。
実用性と先進性の両方のコンセプトカーを常に発表できるメルセデス・ベンツはすごいですね。
Vision AVTR
そして今年はジェームズ・キャメロン監督が率いる『アバター2』のデザインチームと手を組み、車の概念を変えるようなアイディアを提案してきました。
そのコンセプトカーの名前がVision AVTRです。
デザインコンセプト
Vision AVTRのコンセプトは、もはや車は移動するための機械ではなく、生物のような存在になっています。人間の呼吸や心臓のようにインターフェースやライトが動きます。まさに映画アバターの世界観をリアルに反映したコンセプトカーになっています。
自動車メーカーのコンセプトとしてはかなり刺激的な提案になっていると思います。
『アバター2』のコンセプトアートが公開
動画の58分あたりから、アバター2のコンセプトアートが公開されます。ジェームズ・キャメロン監督が環境保護を訴えながら4枚のコンセプトアートを紹介しています。
『アバター2』公開予定!
ジェームズ・キャメロン監督による映画『アバター2』は2021年12月にアメリカで公開予定です。
アバターを見たことがない人はこの機会にぜひ見ておくといいでしょう。またフロリダのディズニー・アニマルキングダムではアバターの世界を再現した『パンドラ』エリアが開園しています。