ディアブロ3 新しく追加されたソーン:セシェロンの廃墟をプレイしてみた


ディアブロ3のパッチ2.3.0がPTR(Public Test Realm)にて公開されたので、さっそく新しく追加されたゾーン:セシェロンの廃墟をプレイしてみました。

ゾルタン・クーレ登場

PTRに接続し、アドベンチャーモードでゲームをスタートすると、突然キャンプにゾルタン・クーレが登場していました。ゾルタン・クーレに話かけると、勝手にひとのキャンプに来たくせに「俺はまだ活きてるぜ!」と半透明な状態でいきがっています。相変わらず横柄な態度なくせに「ちょっと手伝ってよ!」とお願いするずうずうしさは相変わらずです(笑)。

セシェロンの廃墟へ

ゾルタン・クーレから教えられたセシェロンの廃墟(The Ruins of Sescheron)へ行き、バーバリアンの王:カナイが守っていたカナイズ・キューブを探し出します。セシェロンの廃墟はACT3のマップに追加されました。パッチ用の追加ゾーンなのに、そこそこ広いマップなので楽しんでプレイできると思います。




建物のデザイン

重厚な石を使用した組積造の建物は過去に栄えた文明の豊かさを伝えると共に廃墟としての冷たさを上手く表現していると思いました。特に柱のデザインは建築家フランク・ロイド・ライトが使用するような石の組み方になっているので面白いです。また牛の頭骨をモチーフにした旗のデザインもアクセントとしてよくできています。

さまざまな仕掛け

振り子の原理をつかった巨大な斧のようなトラップ、扉の後ろに待ち構える大量のモンスターたち、円形闘技場を守るガーディアンなど面白い仕掛けがいくつも用意されていました。なかでも床に仕掛けられた槍のトラップは面白かったです。レバーを引くと何度でも使えるシステムは便利ですね。

バーバリアンの王:カナイ

かがり火が両脇に設置された通路を進んでいくとバーバリアンの王:カナイの神殿にたどり着きます。床に彫られたレリーフや鉄でできた跳ね橋などのデザインが細かく、バーバリアンの王にふさわしい空間になっています。特に甲冑を身にまとったまま遺体となったカナイとその玉座まわりのデザインはカッコイイです。




カナイズ・キューブを発見

セシェロンの廃墟をドンドン進んでいくと、1番奥の場所にカナイズ・キューブが安置されています。ボスやトラップなどは無いので簡単すぎて拍子抜けしてしまいました。

PTRではレジェンダリーアイテムが出やすい設定

カナイズ・キューブはアイテムを使用するイベントなので、PTRではレジェンダリーアイテムが簡単に出現します。どのくらい簡単かと言うと、フィールドに倒れている遺体をチェックするだけでもレジェンダリーアイテムが出てきます(笑)。またトレジャーゴブリンの宝物庫(The Vault)へ通じるポータルも簡単に出現しました。

気になった点:屋外と室内の明暗の変化

セシェロンの廃墟は野外と室内を出たり入ったりする構成になっています。屋外では雪がちらつき、霧がかかった表現をしているために白い光が強く、廃墟の室内に入ると闇の空間になるので画面が暗くなります。なので屋外と室内を移動するたびに明暗の変化が大きく、さらに変化するタイミングが早いので、私の目では一瞬ついていけませんでした。ひょっとすると現実的な体験をさせるために明暗を大きくし、さらに早いタイミングで切り替えているのかもしれませんね。