ニックが警察官となった後にジュディとコンビを組んで事件を解決するストーリーが、子供向けの小説となって出版されています。ただし現在のところ英語版での出版になります。
ズートピアのスピンオフ作品
現在さまざまなズートピアの本が出版されていますが、その中でも異色な本が『The Stinky Cheese Caper』です。
ズートピアとなっていますが、全く違う雰囲気の本になっています。描かれているキャラクターたちのイラストは全然違うし、映画のなかでは出てこなかったチーズに関わる事件がメインのストーリーです。最初はまがい物かと思っていましたが、どうやらこの本はスピンオフ作品のようです(笑)。この絵本を元にズートピアの短編をアニメ化してほしいですね。
追記:日本語版『盗まれたくさ~いチーズの謎 』
講談社から日本語訳が出版予定(2016年9月29日)されています。
イラストはズートピアのコンセプトアーティストを手掛けたCory Loftisさん
本の表紙に使用されているイラストはアニメとは全く違うスタイルで描かれたものです。しかし、このイラストを描いているのはスートピアのコンセプトアートを手掛けたCory Loftisさんのようです。
ズートピアのコンセプトアーティスト画集『The Art of Zootopia (英語)』に掲載されている作品を見ても、このようなスタイルで描かれたイラストは無いので、この本のために描かれたオリジナルなのでしょうか?
Chez Cheese(チーズバーガー屋)とWild Time(遊園地)
この小説では、映画で使用されなかったChez CheeseとWild Timeなどの場所が登場します。これらの場所は映画のコンセプト段階ですでに計画されていたアイディアなのですが、残念ながら映画では完全に削除されてしまいました。
ズートピアのコンセプトアート画集『The Art of Zootopia (英語)』を見ると、Chez Cheeseとはネズミが経営するチーズバーガー屋さん、Wild Timeとは遊園地として掲載されています。どちらの場所もかなり細かいところまでデザインが出来上がっているので、ショートストーリーとしてかなり完成していたのではないでしょうか?
追記:日本語版『ジ・アート・オブ ズートピア』の出版が決定!
株式会社CLASSIX MEDIAから日本語版での出版がアナウンスされました。出版社が徳間書店、発売日は2016年6月21日となるようです。