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ディズニー『ズートピア』のコンセプトアート画集!満足度の高い仕上がり!

ディズニーのヒットアニメ『ズートピア』のコンセプトアート画集が英語版で出版されています。

追記:株式会社CLASSIX MEDIAから日本語での出版がアナウンスされました。発売日は2016年6月20日、出版社は徳間書店となるようです。


ジ・アート・オブ ズートピア: THE ART OF ZOOTOPIA

コンセプトアートの画集『The Art of Zootopia (英語)』

ディズニーのコンセプトアート画集『ジ・アート・オブ …』シリーズから『The Art of Zootopia (英語)』が出版されました。映画『ズートピア』の作品の出来が良かったので、『ジ・アート・オブ …』シリーズの中で最も見ごたえのある画集になっています。掲載されているコンセプトアートの数が多く、解説と構成もよくできています。


The Art of Zootopia(英語)

コンセプトアートとは

コンセプトアートとはキャラクターや背景、小道具などのデザインを決定するために作られたイラストもしくはラフスケッチのことです。例えばジュディのキャラクターデザインが最終的に決定するまでにはさまざまなタイプのジュディが作られます。この画集では髪があるジュディ、陽気に銃を構えたジュディ、毛並みがオレンジのジュディ、ゾンビになったジュディなど、映画では見ることができない制作過程のジュディが掲載されています。

制作過程がわかる

映画に使われなかったコンセプトアートを見ることで、さまざまなアイディアが検討されていたことがわかります。例えばコンセプトアートを見るとニックに首輪がつけられています。この首輪は肉食動物が感情的になると電撃で冷静にする装置として設定されていました。

初期のストーリーではニックが子供の頃あこがれていた首輪を授かったものの、その実態を知りショックを受けるシーンが想定されていました。それがボーイスカウトに入るストーリーに置き換わったことで、ストーリーがさらによくなり、首輪が無くなったことでキャラクターデザインも魅力的になったことがわかります。

ディズニーランドのように区画されたズートピア

この画集はズートピアの地域ごとにキャラクターや背景を掲載しています。ジュディの実家があるバニーバロウ、ダウンタウン、サハラ・スクエア、ツンドラタウン、レインフォレスト地区など、まるでディズニーランドに遊びに来たような気分で楽しめます。また映画には映らなかったワイルドタイムズと名付けられた遊園地やガゼルのライブが開催されるスタジアムのコンセプトアートも掲載されているのでお楽しみに!

撮影について

ベイマックスの画集の時と同じように撮影についても4ページほど解説がついています。動物の毛を表現するために新しいツールを開発したことや、空気中にある水蒸気や砂埃を考慮したライティングをしたことが書かれています。

ズートピアのテーマを表現したイラスト

楽しいズートピアの世界を堪能し、最後の謝辞のページをめくると・・・今までの明るい世界とは裏腹にショッキングなイラストが掲載されています。アイスクリームを落として泣いているウサギの子供、アイスを拾ってあげるヒョウ・・・そしてヒョウをにらみつける草食動物たちの群衆、かわいい動物たちを描きながらも実に嫌な雰囲気を伝えています。最後にズートピアのテーマを表現したイラストを掲載することで、アニメと同じように「現実社会で起きているに問題」を突き付けられます。

追記:日本語版の出版が決定!

株式会社CLASSIX MEDIAから日本語版での出版がアナウンスされました。出版社が徳間書店、発売日は2016年6月21日となるようです。


ジ・アート・オブ ズートピア: THE ART OF ZOOTOPIA
出版社: 徳間書店
著者: ジェシカ ジュリアス