ボストン・ダイナミクスの創始者マーク・レイバートさんの講演がTEDのYouTubeチャンネルにアップされました。今まで開発してきたロボットの紹介やデモンストレーションを見ることができます。
ボストン・ダイナミクスとは
ボストン・ダイナミクスは犬型のロボットや人型のロボットを開発している企業です。最近(2017年6月)、ソフトバンクグループに買収されたことで、世界的なニュースになったばかりです。
紹介されたロボット
ビッグドッグ、チーター、リトルドッグなどの犬型ロボットの紹介からはじまり、人型ロボットのアトラスが軽作業をする動画を紹介しています。ただしアトラスは失敗することもあるようです。最新のロボットがハンドルです。脚に車輪がついているので荷物を持って走行することができます。
オーガニック・ビヘイビアー
マーク・レイバートさんの目指すロボットは、コンピューターから各パーツへ指令を出すだけでなく、外部からかかる重力や摩擦などの力を感知し、行動できなければならないと言っています。
オーガニック・デザイン
ロボットのパーツなどのデザインは、3Dプリントの技術により、人間や動物の構造に近いデザインが可能になってきたようです。
スポット・ミニのデモンストレーション
スポット・ミニは人間の操作で動く犬型のロボットです。カメラで地面の段差を認識し、バランスをとって歩きます。またオートモードでロボットアームを動かし、ジュースの缶を取ってくることも可能です。
ロボットの使い道について
福島の原子力発電所を訪れた時に、汚染された場所での作業用ロボットの必要性を感じたこと、そして遠くない未来では、自宅でロボットが高齢者を介護したり、子供の面倒をみるようになだろうと語っています。
ロボットの軍事利用について
ロボット開発は軍事産業からの出資が多いので、軍事利用を暗い面としてとらえていないと言っています。
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