ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクション『ミッション:ブレイクアウト!』の模型公開


ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーに登場予定のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクション『ミッション:ブレイクアウト!』の追加情報が公開されました。

トワイライトゾーンからガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクションへ変更

2017年にトワイライトゾーン・タワー・オブ・テラーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクションに変更される予定です。しばらくの間は改装工事のために閉鎖されてしまいますが、2017年の夏には公開されるので閉鎖期間は長くありません。

アトラクション『ミッション:ブレイクアウト!』の外観模型が初公開

以前ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクション『ミッション:ブレイクアウト!』の発表の記事を書きましたが、その時はアトラクションのコンセプトが公開されただけでした。今回は現実的なデザインのプランとして建物の外観模型が公開されました。

Collector’s Fortress Transformation Underway Now as Guardians of the Galaxy – Mission: BREAKOUT!




デザインの方向性を決定するコンセプトアート

映画やアトラクションのようなデザインを決定する過程では1番最初にコンセプトアートが作られます。この段階ではデザインの方向性を決定することが目的なので、非常に魅力的に描かれていますが、現実的な要素はあまり考慮されていません。またコンセプトアートや絵を描く時の基本的な手法として『ハッキリと描きこむ部分』と『あやふやに描きこむ部分』を使い分けることで人の目線を誘導します。なのでコンセプトアートがそのまま実現されるわけではありません。

現実的な案としての外観模型

今回公開された外観模型は現実的な案として修正されています。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクション『ミッション:ブレイクアウト!』はトワイライトゾーン・タワー・オブ・テラーの改修工事なので構造的な制約がかかります。また予算や工期の制約がるのでコンセプトアートのようにパイプを重層的にぐにゃぐにゃ配置することはできなかったようです。ちなみにアメリカのディズニーランドは日本とは違い、予算のかかっていないデザインや空間がたまに存在します(笑)。

タワーが2つあるように見せるデザイン

特にコンセプトアートと大きく異なるデザインはタワー部分が2つに分割されていることです。分割と言っても建物を実際に分けるわけでは無く、壁面の1部を黒く塗ることで視覚的にタワーが2つあるように見せています。この黒塗りの部分があることで、以前の建物イメージを払拭させようとしていると思われます。また黒塗りの部分は手を加えないのでコストがかかりません。




キラキラ反射する装飾とパイプ

動画の解説では外壁に配置される装飾やパイプは反射する素材を使用し、外壁が金色や銀色にきらめくようなデザインになるそうです。なので光が反射する外壁部分と黒塗りの外壁部分が強いコントラストを作るので、さらにタワーが視覚的に分割されているように見えるようになります。なのでこのアトラクションは日中より、夜の方が魅力的な印象を与えるのではないでしょうか?

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの関連商品

コミック


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:プレリュード (MARVEL)
出版社: 小学館集英社プロダクション
著者: ダン・アブネット&アンディ・ラニング

コンセプトアート画集

Marvel’s Guardians of the Galaxy: The Art of the Movie Slipcase(英語)
出版社: Marvel
Marvel’s Guardians of the Galaxy Vol. 2: The Art of the Movie(英語)
出版社: Marvel
著者: Jacob Johnston