映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の劇場公開にあわせて、コンセプトアート画集『アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が発売されました。
コンセプトアート画集『アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
この画集は映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクター、メカ、背景などのコンセプトアートをまとめたものです。スター・ウォーズを制作する過程が理解できるので、スター・ウォーズのファンやコンセプトアートが好きな人たちには十分満足できる画集となっています。
日本語訳はヴィレッジブックスから出版
前回出版された画集『アート・オブ・スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と同様に、この画集の日本語訳はヴィレッジブックスから出版されています。
ちなみに私が購入した画集(記事のトップに掲載している写真)は英語版の画集です。日本語版が映画公開日と同じに出版されるとは思っていなかったので、かなり前から英語版を予約していました。今後はスター・ウォーズの映画公開と同時に日本語訳の画集も出版されるのではないでしょうか?
画集の見どころをピックアップ
画集『アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の見どころを下記にピックアップしました。ただし、詳しい内容はネタバレになるといけないのであえて触れないようにしておきます。なぜならスター・ウォーズのコンセプトアートは映画のカメラワークを意識して描かれているので、映画のワンシーンとしてそのまま使われている可能性があるからです。
キャラクター
ローグ・ワンの主要キャラクターのコスチュームや武器などのコンセプトアートがたくさん掲載されています。特にジン・アーソ、ソウ・ゲレラ、チアルート・イムウェ、ベイズ・マルバス、キャシアン・アンドのデザインは見ごたえがあります。
主人公のジン(フェリシティ・ジョーンズさん)が帽子をかぶっただけのラフスケッチが掲載されているのですが、スター・ウォーズ・ファンの男性が一目惚れしてしまうくらいかっこよく仕上げられています(笑)。
エンフォーサー・ドロイド K-2SO
K-2SOのボツになった初期のコンセプトアートから完成したコンセプトアートまで掲載されています。非常にリアルに作られたK-2SOのクレイモデルは一番の見どころです。
Uウィング
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でメインのマシンとして使われるのがUウィングです。なのでUウィングのコンセプトアートは紙面を14ページも使って掲載しています。ボツになったコンセプトアートがたくさん掲載されているので、Uウィングのデザインが決定されていく過程がよくわかります。
スペース・モンキーのビスタン
Uウィングのキャビンから機関銃を操作しているスペース・モンキーのコンセプトアートも掲載されています。ただし制作段階のコンセプトなのでキャラクターのデザインはだいぶ違います。顔のデザインを修正したコンセプトも掲載されていますが、それでも完成されたデザインとはだいぶイメージが違います。
ダース・ベイダーのコンセプトアート
ダース・ベイダーに関するコンセプトアートも8ページほど掲載しています。どんな内容なのかはネタバレになるといけないので言えませんが、映像の編集しだいではかっこいいシーンになっているかも?
バトルシーンとアクションシーン
画集の後半部分はさまざまなバトルシーンとアクションシーンが掲載されています。特に映像としての見せ場になるようなコンセプトアートが次から次へと掲載されているので、見ているだけでテンションが上がります。特にデススターのコンセプトアートはいくつかのバリエーションが掲載されているので興味深いです。
残念ながら映画が公開になったばかりなので、ネタバレにならないように以上書くのはやめておきます(笑)。
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