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初期から現在までのブリザード・エンターテイメントのコンセプトアートが掲載された画集『The Art of Blizzard Entertainment(英語)』

ブリザード・エンターテイメントの画集『The Art of Blizzard Entertainment』を購入しました。この画集にはワールド・オブ・ウォークラフト、スタークラフト、ディアブロなどのコンセプトアートがぎっしり詰まっています。

完全にマニア向けの画集

本のサイズが大きいうえに、373ページと厚い画集なので、ブリザード・エンターテイメントのゲームマニアが満足できる画集に仕上がっています。ただしほとんどのイラストはブリザード・エンターテイメントのWEBサイトにアップしているものなので、新しいイラストはありません。よってコレクターや大きいサイズでイラストを楽しみたいマニア向けです。


The Art of Blizzard Entertainment(英語)

ブリザードの歴史を感じる

過去のラフスケッチは鉛筆で描かれているのに対し、近年はすぺてコンピューターで描かれています。近年のコンセプトアートは線で輪郭を描いてから、コンピューターで陰影とカラーリングをしていることがわかります。この画集をみていると、長年描き続けられたコンセプトアートの蓄積により、デザインや質感などのクオリティーが高くなっていることがうかがえます。

ワールド・オブ・ウォークラフト

ウォークラフト2からMists of Pandariaまでのイラストが172ページにわたって掲載されています。何度もWEBサイトで見たコンセプトアートですが、見開き2ページで掲載されているイラストも多いので細部まで鑑賞することができます。掲載されているイラストの量は各エクスパンションでほぼ同じくらいですが、1番新しいMists of Pandariaはパンダのキャラクターが5点と掲載が少ないです。

ディアブロ

過去のディアブロからディアブロ3までのコンセプトアートが76ページにわたって掲載されています。昔のインクを使ったようなイラストも雰囲気がありますが、ディアブロ3の古典絵画のように仕上げられたイラストもいい雰囲気に仕上げられています。

またD&Dのファンにはうれしい、キース・パーキンソンのディアブロ2の絵『The Final Stand』も見開き2ページをつかって掲載されています。

スタークラフト

スタークラフト1と2のコンセプトアートが79ページにわたって掲載されています。1997年に描かれたスタークラフトと2009年に描かれたスタークラフト2のコンセプトアートを見比べると、非常に洗練されたことがよくわかります。特にヒョロヒョロだったジム・レイナーがガッシリとしてリアルなイメージに完成されている点は見ものです。またZeratulの衣装デザインも細かく描かれているので見ごたえがあります。

リリースされなかったゲーム

過去に企画されていたゲームのコンセプトアートが掲載されています。企画された年代が古いので、ほとんどのイラストが鉛筆画です。キャラクターデザインは今のように洗練されてませんが、懐かしい雰囲気があるので見ていて楽しいです。

日本人として気になるのがゲーム『ロウニン』です。和服を着て、日本刀を持ったキャラクターや紋付き袴を着たモンスターが描かれています(笑)。なかにはワールド・オブ・ウォークラフトのイメージを継承しているモンスターもいるので興味深いです。

クリスマスシーズンのイラスト

クリスマスシーズンのイラストが掲載されています。ブリザードのキャラクター達がサンタクロースに仮装しているので、遊び心を感じるイラストばかりです。例えばサンタクロースの衣装を着たKerriganからLarvaをもらう女の子のイラストなどは笑えます。このようなサービスはブリザード・エンターテイメントの得意とするところですね。

The Art of Blizzard Entertainment(英語)
出版社: Insight Editions
本のサイズ: 23.5 x 4.1 x 32.4 cm