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テーマパーク

スター・ウォーズ・ランドのコンセプトアートや模型などが映っているインタビュー動画

2019年のオープンに向けて現在建設中の『スター・ウォーズ・ランド』に関する動画がアップされています。

スター・ウォーズ・ランドとは

カリフォルニアのディズニーランドと、フロリダのディズニー・ハリウッド・スタジオにオープンする映画スター・ウォーズをテーマにしたエリアです。

Disney Parks Imagineers and Lucasfilm Collaborate on Star Wars-Themed Lands

インタビュー

ウォルト・ディズニー・イマジニアリングの関係者、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督ライアン・ジョンソンさん、『スター・ウォーズ 反乱者たち』の監督デイブ・フィローニさん、コンセプトアーティストのダグ・チャンさん達のインタビューで動画が構成されています。

メイキング映像

映像にはコンセプトアート、クレーモデル、模型、CGなどを制作している様子が写されています。またディズニー・イマジニアリングではVRを使用してデザインをチェックしているようで、ヘッドマウントディスプレイを身に着けて、AT-ATをチェックしているシーンが写されています。

建設現場

動画の後半はカリフォルニアのディズニーランドで建設されている現場が映し出されています。特にAT-ATの鉄骨が組まれているシーンを見ると、スター・ウォーズ・ランドが建設されていることを実感できると思います。

スター・ウォーズに関する本


THE BEST OF STAR WARS INSIDER
出版社: KADOKAWA


Star Wars Chronicles Episode IV, V AND VI – Vehicles
出版社: 学研プラス
著者、編集: 高貴準三、高橋清二
監修: ルーカスフィルム


スター・ウォーズ 制作現場日誌 ーエピソード1~6ー CREATING THE WORLDS OF STAR WARS 365 DAYS
出版社: 玄光社
著者: ジョン・ノール(ILM VFXスーパーバイザー)

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映画

スター・ウォーズ『Uウィング・ファイター』のデザインについてダグ・チャンさんが解説する動画

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場した『Uウィング・ファイター』のデザインについてプロダクション・デザイナーであるダグ・チャンさんが解説する動画が公開されました。

Uウィングのデザインについて

以前スター・ウォーズ・ショーでダグ・チャンさんが『Uウィング・ファイター』のデザインについて答えている動画がありましたが、今回公開された動画は以前のインタビューよりも詳しくデザインについて解説しています。

Rogue One: A Star Wars Story “Designing the U-wing”

コンセプトアートについて

動画に使用されたコンセプトアートは、ほとんど画集『アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に掲載されているイラストです。何枚かのコンセプトアートは画集に掲載されていないイラストも写っています。

ダグ・チャンさんに関連した書籍


アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
出版社: ヴィレッジブックス
著者: ジョッシュ・クーシンズ
翻訳: 小池顕久


Star Wars Art スター・ウォーズ アートシリーズ: コンセプト
出版社: ボーンデジタル
著者: Lucasfilm Ltd., ダグ・チャン (その他)
編集: 堀越 祐樹
翻訳: 株式会社Bスプラウト


SFデザインテクニック ─ダグ・チャンの世界と造形哲学
出版社: フィルムアート社
著者: ダグ・チャン
翻訳: 吉田俊太郎

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テーマパーク

ディズニー映画『ベイマックス』をテーマにした新アトラクションの計画

東京ディズニーランドでは、2020年にディズニーの長編アニメーション『ベイマックス』をテーマにした新アトラクションがオープンします。

トゥモローランドの縮小

グランドサーキット・レースウェイとスタージェットのアトラクションがクローズとなり、新しい『美女と野獣のエリア(仮)』がオープンします。トゥモローランドが縮小してしまうのは寂しいですが、新しいアトラクションがトゥモローランドに作られる予定です。

ベイマックスのアトラクション

スペース・マウンテンの隣に60億円をかけてベイマックスのアトラクションが建設される予定です。ベイマックスはもともと東京を舞台にしたマーベル・コミックの漫画ですから、東京ディズニーランドにピッタリのアトラクションです。

アトラクションのデザイン

ベイマックスのアトラクションでは、ゲストはランダムに回転するライドに乗ることになります。コンセプトアートをチェックすると、ベイマックスがライドを引っ張ているデザインになっています。残念ながらどのような回転をするアトラクションなのか、コンセプトアートからはわかりません。

ベイマックスのグッズ

ブルーレイ


ベイマックス MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

おもちゃ


ベイマックス ぬいぐるみヒーローベイマックス

書籍


The Art of ベイマックス(ジ・アート・オブ ベイマックス)

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映画

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターやメカのコンセプトアート画集が発売!

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の劇場公開にあわせて、コンセプトアート画集『アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が発売されました。

コンセプトアート画集『アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

この画集は映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクター、メカ、背景などのコンセプトアートをまとめたものです。スター・ウォーズを制作する過程が理解できるので、スター・ウォーズのファンやコンセプトアートが好きな人たちには十分満足できる画集となっています。


アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

日本語訳はヴィレッジブックスから出版

前回出版された画集『アート・オブ・スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と同様に、この画集の日本語訳はヴィレッジブックスから出版されています。

ちなみに私が購入した画集(記事のトップに掲載している写真)は英語版の画集です。日本語版が映画公開日と同じに出版されるとは思っていなかったので、かなり前から英語版を予約していました。今後はスター・ウォーズの映画公開と同時に日本語訳の画集も出版されるのではないでしょうか?

画集の見どころをピックアップ

画集『アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の見どころを下記にピックアップしました。ただし、詳しい内容はネタバレになるといけないのであえて触れないようにしておきます。なぜならスター・ウォーズのコンセプトアートは映画のカメラワークを意識して描かれているので、映画のワンシーンとしてそのまま使われている可能性があるからです。

キャラクター

ローグ・ワンの主要キャラクターのコスチュームや武器などのコンセプトアートがたくさん掲載されています。特にジン・アーソ、ソウ・ゲレラ、チアルート・イムウェ、ベイズ・マルバス、キャシアン・アンドのデザインは見ごたえがあります。

主人公のジン(フェリシティ・ジョーンズさん)が帽子をかぶっただけのラフスケッチが掲載されているのですが、スター・ウォーズ・ファンの男性が一目惚れしてしまうくらいかっこよく仕上げられています(笑)。

エンフォーサー・ドロイド K-2SO

K-2SOのボツになった初期のコンセプトアートから完成したコンセプトアートまで掲載されています。非常にリアルに作られたK-2SOのクレイモデルは一番の見どころです。

Uウィング

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でメインのマシンとして使われるのがUウィングです。なのでUウィングのコンセプトアートは紙面を14ページも使って掲載しています。ボツになったコンセプトアートがたくさん掲載されているので、Uウィングのデザインが決定されていく過程がよくわかります。

スペース・モンキーのビスタン

Uウィングのキャビンから機関銃を操作しているスペース・モンキーのコンセプトアートも掲載されています。ただし制作段階のコンセプトなのでキャラクターのデザインはだいぶ違います。顔のデザインを修正したコンセプトも掲載されていますが、それでも完成されたデザインとはだいぶイメージが違います。

ダース・ベイダーのコンセプトアート

ダース・ベイダーに関するコンセプトアートも8ページほど掲載しています。どんな内容なのかはネタバレになるといけないので言えませんが、映像の編集しだいではかっこいいシーンになっているかも?

バトルシーンとアクションシーン

画集の後半部分はさまざまなバトルシーンとアクションシーンが掲載されています。特に映像としての見せ場になるようなコンセプトアートが次から次へと掲載されているので、見ているだけでテンションが上がります。特にデススターのコンセプトアートはいくつかのバリエーションが掲載されているので興味深いです。

残念ながら映画が公開になったばかりなので、ネタバレにならないように以上書くのはやめておきます(笑)。


アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
出版社: ヴィレッジブックス
著者: ジョッシュ・クーシンズ

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映画

ラルフ・マッカリーさんのスター・ウォーズ・コンセプトアート画集を著者が語る動画

画集『Star Wars Art: Ralph Mcquarrie(英語)』の著者であるブランドン・エリンジャーさんがインタビューに答えている動画がアップされています。

画集『スター・ウォーズ・アート:ラルフ・マッカリー』

ラルフ・マッカリーさんが、スター・ウォーズのために描いたコンセプトアートを集めた画集が出版されました。800ページに及んだ画集なので、スター・ウォーズ・ファンやコンセプトアート・ファンは大満足できる画集に仕上がっていると思います。


Star Wars Art: Ralph Mcquarrie(英語)

著者へのインタビュー

下記の動画ではTestedのノーマン・チャンさんが、著者の一人であるブランドン・エリンジャーさんにインタビューしています。

The Star Wars Concept Art of Ralph McQuarrie

インタビューの概要

この画集のためにブランドン・エリンジャーさん達は、ルーカスフィルムに記録してあるデータからラルフ・マッカリーさんが手掛けたコンセプトアートを調査し、改めてスキャンをやり直ししました。次にこれらのコンセプトアートをラルフ・マッカリーさんが手掛けた年代順に整理し、画集としてまとめたそうです。

インタビューではブランドン・エリンジャーさんが好きな作品について語っています。出版されたことがないダースベーダの初期スケッチ、C-3POとチューバッカのデザインが全く違うポスター、マットペインティングなど、どれも素晴らしい作品ばかりです。


Star Wars Art: Ralph Mcquarrie(英語)
出版社: Harry N. Abrams
著者: Ralph McQuarrie、Brandon Alinger、Wade Lageose、David Mandel、LucasFilm Ltd、George Lucas (はしがき)

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映画

ダグ・チャンさんがラルフ・マッカリーさんの描いたスター・ウォーズのコンセプトアートについて語る

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のプロダクション・デザイナーであるダグ・チャンさんが、偉大なコンセプトアーティストであるラルフ・マッカリーさんについて語っています。

ダグ・チャンさんのインタビュー

スター・ウォーズ・ショーにダグ・チャンさんが登場し、ご自身のキャリアについて語っています(動画のタイムコード3:18から)。フリーランスで活動していた時にILMでの3週間のプロジェクトに参加したのがきっかけだったそうです。その後ダグ・チャンさんは13年働き、一度退社をしてから再び映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でコンセプトアートとしてILMで働いています。

Battlefront VR News, The Force Awakens Commentary Preview, and Doug Chiang | The Star Wars Show

ラルフ・マッカリーさんのコンセプトアートについて

ラルフ・マッカリーさんの元で7年間も働いたダグ・チャンさんが、ラルフ・マッカリーさんのコンセプトアートについて語っています。(下記は翻訳ではなく大雑把なまとめ)

ジョージ・ルーカスのイメージとシンクロしたデザイン

ラルフ・マッカリーさんが鉛筆で描いたシンプルなドローイングは映像として見たくなるような感覚を与えると共に、ジョージ・ルーカスのイメージとシンクロしたデザインだったそうです。またラルフ・マッカリーさんのコンセプトアートは映像的に構成して描かれているところが他のコンセプトアーティストと違ったと言っています。

ラルフ・マッカリーさんから学んだ最も重要なこと

ダグ・チャンさんがラルフ・マッカリーさんから学んだ最も重要なことは、スターウォーズのようなリアリティを求められる映画では、カメラの視点で描くことによって観客がどのような経験ができるのかをデザインすることが重要だということだそうです。最終的な細部のデザインや色などは描いて無くても問題なく、必要な細部は各部署でデザインを改良してもらうそうです。

補足:細部のデザインまで決定しない理由

ちなみに2004年に開催された『スター・ウォーズ サイエンス・アンド・アート展』のカタログを読むと、『ファントム・メナス』のコンセプトアート段階で衣装デザインを細かく設定しすぎたために、現場が混乱したことが書かれていました。コンセプトアートはあくまでもデザインの方向性を決めるものであって、現実的なデザインは各部署で改良するようにしないと上手く制作ができないようです。

スター・ウォーズのコンセプトアート画集

Star Wars Art: Ralph Mcquarrie(英語)

ラルフ・マッカリーさんの手掛けたスター・ウォーズのコンセプトアート画集『Star Wars Art: Ralph McQuarrie(英語)』が発売されています。ハードカバー2冊セットの超豪華版です。

Star Wars Art スター・ウォーズ アートシリーズ: コンセプト

日本語に翻訳されたスターウォーズの画集が『Star Wars Art スター・ウォーズ アートシリーズ: コンセプト』です。こちらは入手しやすいお値段です。

アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

2016年12月16日に公開予定の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のコンセプトアート画集が発売予定されています。記事で取り上げたダグ・チャンさんがプロダクション・デザイナーとしてコンセプトアートの制作に参加しています。

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映画

781個の中から選ばれたUウィング (U-Wing)のデザイン – 映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

スター・ウォーズ・ショーにてダグ・チャンさんが映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するUウィングの制作過程を語りました。

ダグ・チャンさんのインタビュー

動画のタイムコード3:18から映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のプロダクション・デザイナーであるダグ・チャンさんがインタビューに答えています。Uウィングのデザインについての他にも、コンセプトアーティストとしての経歴、ラルフ・マッカリーさんのコンセプトアート、ゲーム・ディレクターでもありライターでもあるエイミー・ヘニグさんとのプロジェクトについても語っています。

Battlefront VR News, The Force Awakens Commentary Preview, and Doug Chiang | The Star Wars Show

781個の中から選ばれたUウィング (U-Wing)のデザイン

動画のタイムコード5:35からダグ・チャンさんがUウィングのデザインについて語っています。なんとUウィングのデザイン案は781個も制作し、その中からベストなデザインを時間をかけて選んだとのことです。

ボツになったUウィング (U-Wing)のデザイン

インタビューの中ではボツになったUウィングのデザインが見られます。ボツになったデザインを観察してみると決定されたデザインの制作プロセスが分かるので興味深いです。

これらのコンセプトアートは2016年12月16日に発売予定になっている画集『アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に掲載されると思うので、今から発売が楽しみです。


アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

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アニメーション

ストップモーション・アニメーションに特化した映像を作り続けているライカ(Laika)について

長編アニメーションを制作しているライカ(Laika)はストップモーションと呼ばれる撮影技術に特化したアニメーションスタジオです。どの作品も素晴らしい映像なのですが、日本では未公開となっている状態が続いています。特に新作『クボ・アンド・ザ・ツー・ストリングス』は日本のカルチャーをテーマにしているにもかかわらず未公開です(泣)。

アニメーションスタジオのライカ(Laika)とは

アメリカ、オレゴン州ポートランドを本拠地とするアニメーションスタジオがライカです。ライカはディズニーやピクサーなどのアニメーションスタジオとは違い、ストップモーション・アニメーションという撮影方法に特化したアニメーションスタジオで、長編アニメーションを制作しています。

スタジオの代表はナイキの創業者フィリップ・ナイトさん

このアニメーションスタジオはナイキを創業したフィリップ・ナイトさんが代表をつとめ、息子のトラヴィス・ナイトさんがCEOをつとめています。世界的なスポーツメーカーの一族がアニメーションスタジオを運営しているとは驚きですね。

前身はウィル・ヴィントン・スタジオ

もともとオレゴン州にはストップモーションに特化したウィル・ヴィントン・スタジオ(Will Vinton Studios)が創業していました。ウィル・ヴィントン・スタジオは90年代に入ると財政的に苦しくなったようで、フィリップ・ナイトさんに出資してもらい、フィリップ・ナイトさんの息子であるトラヴィス・ナイトさんをアニメーターとして雇入れます。その後も財政的に苦しかったためウィル・ヴィントン・スタジオは完全にフィリップ・ナイトさんの会社になり、現在のライカになったようです。

ストップモーション・アニメーションとは

ストップモーション・アニメーションとは歴史のある撮影技術で、CGや機械などが発達していなかった時代に重宝された特撮です。

例えば人形のアニメーションを作る場合、人形を少し動かし、写真を撮ります。また少し動かしては写真を撮る・・・何度もこの作業を繰り返し、撮影された写真を映像としてつなげることで、パラパラ漫画と同じようなアニメーションを作ることができます。

あえてストップモーションを使う理由

撮影に手間暇がかかる上に、熟練したアニメーターも必要な撮影技術のため、現在ではストップモーション・アニメーションを使用する機会が減ってしまいました。しかしストップモーション・アニメーションを使用するとCGやセルアニメとは違った雰囲気の映像表現ができるので、現在ではあえてストップモーション・アニメーションを使用する場合が多いです。特にライカではストップモーション・アニメーションを使用するために最先端のCG技術や機械を導入しているので、かなり特殊な映像表現になっています。

ライカの映像作品

ライカの制作した劇場公開映画は4作品あります。しかし残念ながらザ・ボックストロールズ(日本未公開)』や『クボ・アンド・ザ・ツー・ストリングス(日本未公開)』は日本で公開されていません。

追記:日本未公開の作品についてはアメリカ版(英語)のBlu-rayを見るしか方法がありません。ライカの映画は独自の世界観があるので英語がわかった方がより楽しめるのですが、映像表現はもちろんのこと、背景や小道具のデザインもすばらしいので作品を十分に楽しめると思います。


コララインとボタンの魔女 スタンダード・エディション [DVD]
アメリカ劇場公開 2009年2月6日
日本劇場公開 2010年2月19日


パラノーマン ブライス・ホローの謎 [Blu-ray]
アメリカ劇場公開 2012年8月17日
日本劇場公開 2013年3月29日


BOXTROLLS [Blu-ray](英語)
アメリカ劇場公開 2014年9月26日
日本未公開


Kubo and the Two Strings [Blu-ray](英語)
アメリカ劇場公開 2016年8月19日
日本未公開

ライカの作り出すファンタジー

ライカの映画はモンスターやホラー的なビジュアル要素を入れたファンタジーが特徴です。しかし基本的には子供向のファンタジーとして作られているので、過激なシーンなどは無いように作られています。なので安心して家族で見ることができます。

ライカのストーリー

すべての作品はハッピーエンドになるように作られていますが、大人が見ても十分に楽しめるようなストーリーになっています。特に物語の核となる部分は悲く、同情してしまうような傾向があるので、映画を見た後にもしんみりとする感情が残ります。例えていうなら、昔ながらの童話を読んだ時のような苦さと言ってもいいかもしれません。

日本未公開の理由を考える

どんな問題があってライカの映画が日本公開されていないのかわかりませんが、私が思うところは上記に書いたストーリーに問題があるのだと思います。日本ではしんみりとする感覚が残ったり、昔の童話のような苦さが残る部分があるとウケないのかもしれません。日本では完全なハッピーエンドが求められている気がします・・・。

例えばディズニーの映画『アナと雪の女王』にその傾向を見ることができます。この映画ではエルサがダークサイドに落ちるシーンとして『レット・イット・ゴー』を歌います。しかし日本の訳は「あるがままで」と訳され、完全なポジティブソングにされてしまいました。おかげでストーリーが理解しにくくなったものの、日本でも大ヒット・ソングとなりました。たぶん日本語の翻訳に携わったチームはハッキリと日本人の好みを分析した上での決断だったのだと思います。

魅力的なキャラクターや舞台のデザイン

ライカの映画に登場するキャラクターや舞台などのデザインは、舞台となる国や地域のカルチャーを研究したうえで作られているので、リアルな存在感があります。また忠実に現実を再現するだけではなくファンタジーとしてデフォルメされたいるので、独自のファンタジー世界を作り出していると思います。

ライカのコンセプトアート画集

キャラクターや舞台の制作過程はコンセプトアート画集 (英語版)が出版されているので、そちらで詳しく知ることができます。残念ながら映画『コララインとボタンの魔女』のコンセプトアート画集は出版されていません。


The Art and Making of ParaNorman (英語)
出版社: Chronicle Books
著者: Jed Alger


The Art of The Boxtrolls (英語)
出版社: Chronicle Books
著者: Phil Brotherton


The Art of Kubo and the Two Strings (英語)
出版社: Chronicle Books
著者: Emily Haynes

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映画

ジョーカーのタトゥーやハーレイ・クインのIDカードなどの付録が付いたスーサイド・スクワッドのメイキング画集

映画のメイキング画集を出版しているHarper Designからスーサイド・スクワッドのメイキング画集『Suicide Squad: Behind the Scenes with the Worst Heroes Ever(英語)』が出版されています。うれしいことに日本語訳も出版が予定されています。

映画スーサイド・スクワッド

世界的にヒットしている映画『スーサイド・スクワッド』が日本でも2016年9月10日から公開になります。バットマンやスーパーマンでおなじみのDCコミックの悪役たちが集められ、特殊部隊を作るお話しです。

魅力的なキャラクターたち

映画の公開前からジョーカー(演 ジャレッド・レト)、ハーレイ・クイン(演 マーゴット・ロビー)のビジュアルが強烈なので、気になっていた人も多いと思います。特にハーレイ・クインの凶悪さとセクシーさはジョークになっているので笑えます。またカタナ役は福原かれんさんが演じています。ディズニー・チャンネルの番組に出演していた時とは全然違う、姿に驚きました。メイキング画集に掲載されている写真はどれもカッコイイです。さすが女優さんですね。

スーサイド・スクワッドのメイキング画集

スーサイド・スクワッドのメイキング画集『Suicide Squad: Behind the Scenes with the Worst Heroes Ever(英語)』は写真、コンセプトアートを豊富に掲載するとともに、きちんと解説文が書かれています。またHarper Designから出版されている映画のメイキング画集には付録が付いてくるので、映画の世界にいるような気分を味わうこともできます。

画集の構成は各キャラクター事に掲載されているので読みやすいです。特に最初に掲載されているスーサイド・スクワッドの極秘情報ファイルは本物のファイルのように作られているので楽しめると思います。


Suicide Squad: Behind the Scenes with the Worst Heroes Ever(英語)

お楽しみの付録

付録は以前出版されたバットマンのメイキング画集『The Dark Knight Manual: Tools, Weapons, Vehicles & Documents from the Batcave(英語))』やクリムゾン・ピークのメイキング画集『Crimson Peak the Art of Darkness (英語)』と同じように、各ページに張り付けられたリ、綴じられています。

付録

  • ポスター(30cmx38cm)
  • リック・フラッグ大佐とジューン・ムーン博士のいちゃついている盗撮資料 2枚(23cmx16cm)
  • ポストカード 6枚
  • デッドショットの娘からの手紙
  • ディアブロ専用独房の設計図
  • エンチャントレスに関する調査報告書
  • タトゥー 3枚(ジョーカー、ハーレイ・クイン、ディアブロ)
  • ジョーカーのカード
  • ハーリーン・クインゼル博士(ハーレイ・クイン)のIDカード

日本語訳も出版予定

2016年10月7日に誠文堂新光社から日本語版も出版予定されています。エンチャントレスに関する調査報告書は付録小冊子として収録しているようです。

追記:残念ながら日本語翻訳版はポストカードなどの付録はついておらず、付録の写真が各ページに印刷されています。付録に興味がある場合は英語版をおすすめします。

スーサイド・スクワッド Behind the Scenes with the Worst Heroes Ever (GRAFFICA NOVELS)

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映画

映画ジャングル・ブックのメイキングがわかる画集『The Art of Disney The Jungle Book (英語) 』

映画監督ジョン・ファヴローさんによるの実写映画『ジャングル・ブック』のコンセプトアートやメイキングが掲載された画集『The Art of Disney The Jungle Book (英語) 』が出版されています。

画集『The Art of Disney The Jungle Book (英語) 』

2016年8月11日に日本公開となった映画『ジャングル・ブック』ですが、アメリカの公開日と同じ2016年4月15日に画集『The Art of Disney The Jungle Book (英語) 』が出版されています。コンセプトアート、メイキングの写真、動物や植物のCGIなどが掲載されています。

メイキングについてまとめた画集

映画『ジャングル・ブック』の画集は映画全体のメイキングを網羅しています。キャストとチームの紹介、キャラクターと背景、撮影技術、動物のアニメーション、CGIについてたくさんの写真と共に解説が書かれています。特にコンセプトアートと写真は極力大きく掲載されていながらも、きれいにレイアウトしてあるので見やすいです。

The Art of Disney The Jungle Book

コンセプトアートも豊富に掲載

『The Art of ・・・』と題された映画の画集はコンセプトアートを主に掲載した本が多いので、映画のコンセプトアートを期待して購入する人も多いと思います。この『The Art of Disney The Jungle Book (英語) 』はすべてがコンセプトアートの画集とはなっていませんが、コンセプトアートも豊富に掲載されています。特に第2章の主人公モーグリや動物たちのコンセプトアートは素晴らしいです。鉛筆で描かれたスケッチからデジタルでペイントされたリアルなコンセプトアートまで掲載されているので、十分に満足できる仕上がりです。

撮影技術よりもネール・セティ君に驚く

撮影技術について解説されたチャプターでは、ブルーバックスクリーンの中で主人公モーグリ役のネール・セティ君がどのように演技をしているのかわかります。ネール・セティ君の周りには草木のセットが作られているのですが、それ以外の場所には何も無い空間です。さらに動物たちとの会話シーンは巨大な動物のお面のようなものを相手に演技しています。子供とは言ってもプロはスゴイですね(笑)。

CGIについて

巻末ではシア・カーン、ラクシャ、カーのジャングル、レイジ―リバーのCGIについて12ページほど掲載されています。モデリング、テクスチャ、ルックデベロップメントなどの写真をたくさん掲載しているので、ひとつひとつの写真のサイズは小さいのですが、全体的な制作工程がわかるようになっています。ただしCGIの専門誌のようなレベルの解説は無く、写真に対して簡単なキャプションをつけた感じになります。

映画『ジャングル・ブック』のサントラ

日本語版のサウンドトラックが発売されています。ディスク1はオリジナルの英語バージョン、ディスク2は日本語バージョンが収録されています。西田敏行さんの歌う「ザ・ベアー・ネセシティ」と石原慎一さん、Little Glee Monsterの歌う「君のようになりたい」がそれぞれ収録されています。

ジャングル・ブック オリジナル・サウンドトラック

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