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ゲーム

ブリザード・エンターテイメントの新しいゲーム『オーバーウォッチ』動画予告編

ブリザード・エンターテイメントから新しいゲーム『オーバーウォッチ』の予告編が公開されました。

オーバーウォッチの動画予告編

これまでブリザード・エンターテイメントが手掛けてきた映像とはまったく印象が違う作品になっています。キャラクターデザインがアニメっぽくなってますし、ストーリや戦闘シーンでのグロイ表現がまったくありません。ひょっとするとワールド・オブ・ウォークラフトやディアブロなどを制作しているチームとは違う、新しいチームが制作しているのかもしれません。デザインばかりでなくサウンドも今までのブリザード・エンターテイメントのゲームと違うので新鮮です。

Overwatch Cinematic Trailer

オーバーウォッチのゲームプレイ予告編

各キャラクターの特徴がわかる動画になっています。またゲーム内の背景がわかるような映像も含まれています。ワールド・オブ・ウォークラフトのファンとしてはMURLOCが看板になっているRIKIMARUラーメンのデザインが気になりますね。またバトルがはじまる前のスタート地点にある巨大なトラックの壁面にかっこいいMURLOCのイラストが描かれています。

Overwatch Gameplay Trailer

ベータ版の登録

ベータ版の公開は2015年中におこなわれるそうです。現在はベータ版の登録のみ受け付けています。早くプレイできる日が楽しみです。

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ゲーム

タイムズスクエアでおこなわれたワールド・オブ・ウォークラフトの広告がすごい!

ブリザード・エンターテイメントから発売される予定のワールド・オブ・ウォークラフトのエクスパンション『Warlords of Draenor』の広告がタイムズスクエアに展示されました。

ニューヨークの象徴でもあるイエローキャブが破壊される

ニューヨークのタイムズスクエアに突然、巨大な戦斧が落ちてきて、ニューヨークの象徴でもあるイエローキャブを破壊してしまいました(笑)。なんとこれがブリザードエンターテイメントの広告なんです!観光客も通勤途中のビジネスマンもあまりにインパクトのある広告に立ち止ってしまいます。さすがブリザードエンターテイメントですね、企画が面白い!

The Iron Horde Invades Times Square

戦斧Gorehowlのデザイン

イエローキャブに突き刺さっているのがオークのGrommashが持つ戦斧Gorehowlです。サイズがかなり大きく作られているので迫力があります。破壊されたイエローキャブと合わせると高さ3メートルはありそうです。ブレード、グリップ、装飾のスカルなど細部のデザインがきれいに仕上げられています。ブリザードエンターテイメントはゲーム会社なのに彫刻部門をかかえているので作品のクオリティーが高いです!

イエローキャブの細部までこだわったデザイン

巨大な戦斧だけでなく破壊されたイエローキャブの細部もこだわってデザインしているようです。まず車体の屋根に付いていたはずの看板が外れ、地面に転がっています。この看板をよく見るとワールド・オブ・ウォークラフトのエクスパンション『Warlords of Draenor』の広告になっています。またナンバープレートがWRCRFTとなっており、車体には「Draenorまで均一運賃」と書かれています(笑)。

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アニメーション

ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオのアーカイブシリーズ『Layout & Background 』

ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオのアーカイブシリーズ『Layout & Background 』を購入しました。ディズニー・アニメーションスタジオで制作された映像のレイアウトと背景画が豊富に掲載されています。この画集は英語版のみの出版ですが、文章は少ないので英語が苦手な人でも十分に楽しめます。

Layout & Background (Walt Disney Animation Archives)(英語)

名作アニメーションの背景画や小道具などの絵を集めた画集

レイアウトと背景画の画集なのでかなりマニアックなイメージばかりが集められています(笑)。ディズニーのミッキーマウスやドナルドダックのようなキャラクターは掲載されてませんが、ディズニーの名作アニメーションに使用された風景、建物、室内などの背景画が豊富に掲載されています。繊細に描かれたこれらの背景画や小道具は存在感があり、これらのデザインが存在しなければディズニーランドの空間デザインは存在しなかったと実感できます。

イメージサイズが大きい

ほとんどのページで、1ページにつき1枚の背景画が掲載されています。イメージサイズが大きいのでかなり見ごたえがあり、細部まで確認できるでしょう。背景画によっては見開き2ページのサイズ、折りこみ式で3ページ、4ページのサイズまで掲載されています。画集としては結構ゴージャスなつくりです。

英語版ですが文章はほとんどありません

この画集は英語版のみの出版ですが、文章はほとんどありません。映画監督のジョン・ラセターさんの序文と、巻末の謝辞以外にほとんど文章はありません。映画のタイトルと公開年が描いてあるだけなので解説などはありません。

80タイトル以上の背景画

1928年のアニメーションから2011年のクマのプーさんまで、80タイトル以上の背景画が掲載されています。時系列で掲載されているので、ディズニーの長い歴史を振り返りながら楽しめます。どの時代の作品もクオリティーが高いので感心します。背景画や小道具などのデザインが好きな人や、ディズニーランドの元になっている世界観を体験したい人には満足できる画集になっていると思います。

その他のアーカイブシリーズ

Walt Disney Animation Studios The Archive Series – Animation(英語)

Walt Disney Animation Studios The Archive Series – Story(英語)

Walt Disney Animation Studios The Archive Series – Design(英語)

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テーマパーク

ディズニーランドのアトラクション・ポスターを集めた画集『ディズニーテーマパーク ポスターコレクション』

ディズニーランドやディズニーシーはもちろん、世界中ののディズニーテーマパークに設置してあるアトラクション・ポスターを集めた画集が『ディズニーテーマパーク ポスターコレクション』です。プロのアーティストたちによって贅沢に作られたシルクスクリーンのポスターは必見です。

アトラクションのポスターを集めた珍しい画集

ディズニーランドやディズニーシーに行かないと見ることができないアトラクション・ポスターを集めた画集が『ディズニーテーマパーク ポスターコレクション』です。ディズニーランドが開園した1955年から2010年までに制作された様々なアトラクション・ポスターを楽しむことができます。年代によるバージョン違いや、アメリカ、日本、フランスなどの地域によるバージョン違いも掲載されているので、ディズニーマニアが満足できる画集となっています。

追記:私が購入したときは英語版しか出版されていませんでしたが、現在は日本語版が出版されています。

ディズニーテーマパーク ポスターコレクション

アトラクション・ポスターとは

ディズニーランドの開園時には、どのようなアトラクションが設置されているのか来園者に知られていませんでした。そこでテーマパーク内にアトラクションを紹介するポスターを展示したのがアトラクション・ポスターの始まりです。

またアトラクション・ポスターはテーマパーク内の装飾としての役割も持っているので、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングの専門のアーティストたちが制作していました。デジタルが普及する近年までシルクスクリーンで制作していたのですが、高品質なポスターをシルクスクリーンで制作するためには相当コストがかっていたようです。このようなアトラクション・ポスターの誕生秘話や制作方法などについては画集に詳しく説明が書いてあります。

注意:映画のポスターではありません

画集『ディズニーテーマパーク ポスターコレクション』はディズニーテーマパークのアトラクション・ポスターを特集した画集なので、ディズニーアニメや映画のポスターは掲載されていません。

劇場公開時に使用されたディズニーのアニメや映画のポスターは下記の画集で鑑賞することができます。英語版になってしまいますがこちらもよくできた画集なのでおすすめです。

Disney Movie Posters: From Steamboat Willie to Inside Out (Disney Editions Deluxe (Film))(英語)

画集のサイズ

画集のサイズが28.4 x 22.6 x 1.8 cmと大きいので、アトラクション・ポスターの細部まで楽しんで鑑賞することができます。特に有名なポスターは1ページを使って掲載しているので、迫力があります。また他のポスターは1ページにつき2枚から4枚で掲載されています。その場合はハガキくらいのサイズになりますが、バージョン違いやコンセプト段階との比較ができるように配置されているので見やすいです。

各チャプターの内容

144ページほどの画集ですが、内容は豊富です。チャプター1ではディズニーテーマパークにおけるアトラクション・ポスターの歴史を解説しています。また「ディズニー・ワールド・モノレールシステム」のポスターを例に、シルクスクリーンの製作方法が解説されています。

チャプター2以降はテーマランド(アドベンチャーランドなどのエリア区分)ごとにアトラクションのポスターが掲載されています。なのでカリフォルニア、フロリダ、東京、パリ、香港などのバージョン違いも比較できるのでかなりマニアックな構成です。

ただしホーンテッド・マンションように各テーマパークごとに違うテーマランドに配置されている場合は、チャプター4(カリフォルニア、フロリダ)、チャプター5(パリ)、チャプター6(東京)のように分かれしまいます。これはレアケースなので仕方がないですね。

アトラクション・ポスターのリスト

下記にチャプター2以降に掲載されている主なポスターをリストしておきます。画集にはここで取り上げた以外のアトラクション・ポスターがたくさん掲載されているので、ディズニーマニアの方は画集で確認してみるといいでしょう。

チャプター2:メインストリート

  • サンタフェ・アンド・ディズニーランド鉄道
  • グランドキャニオン・ジオラマ
  • 太古の世界
  • ウォルトディズニー・ストーリー・フィーチャリング・グレート・モーメンツ・ウィズ・ミスターリンカーン
  • アニメーション・アカデミー
  • メインストリート・リムジン
  • ワールドバザール
  • レッドワコン・イン
  • クリスタルパレス
  • プラザイン
  • ザ・ギブソンガール・アイスクリームパーラー
  • ケイシーズ・コーナー

チャプター3:アドベンチャーランド

  • ジャングルクルーズ
  • スイスファミリー・ツリーハウス
  • ターザンのツリーハウス
  • 魅惑のチキルーム
  • インディ・ジョーンズ・アドベンチャー
  • クリスタルパレス
  • ウエスタンリバー鉄道
  • アドベンチャー・アイル
  • タヒチアン・テラス・レストラン
  • フェスティバル・オフ・ライオンキング
  • カリブの海賊

チャプター4:ニューオリンズ・スクエアとリバティー・スクエア

  • カリブの海賊
  • ホーンテッド・マンション
  • ザ・ホール・オブ・プレジデント

チャプター5:フロンティアランド

  • フロンティアランド
  • 蒸気船マークトウェイン号
  • トムソーヤ島
  • ダイヤモンド・ホースシュー・レビュー
  • カントリーベア・シアター
  • ビッグサンダー・マウンテン
  • スプラッシュ・マウンテン
  • ホーンテッド・マンション

チャプター6:ファンタジーランド

  • アリス・イン・ワンダーランド
  • ピーターパン空の旅
  • 白雪姫と7人のこびと
  • ミスター・トードズ・ワイルド・ライド
  • アリスのティーパーティー
  • 空飛ぶダンボ
  • ピノキオの冒険旅行
  • プーさんのハニーハント
  • ストーリーブックランド・カナルボート
  • マッターホルン・ボブスレー
  • イッツ・ア・スモールワールド
  • 海底2万マイル
  • ホーンテッド・マンション
  • シンデレラ城ミステリーツアー
  • 眠れる森の美女の城
  • 美女と野獣の城
  • ミッキーマウスクラブシアター
  • ミッキーマウスレビュー
  • トゥーンタウン

チャプター7:トゥモローランド

  • ニュートゥモローランド
  • 海底2万マイル
  • フライト・トゥー・ザ・ムーン
  • スペースステーションX-1
  • ロケット・トゥー・ザ・ムーン
  • スカイウェイ
  • フライング・ソーサーズ
  • アドベンチャー・スルー・インナースペース
  • グランドサーキット・レースウェイ
  • スタージェット
  • ファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジ
  • ディズニーランドモノレール
  • カルーセル・オブ・プログレス
  • ミート・ザ・ワールド
  • ピープルムーバー
  • スペースマウンテン
  • アメリカ・ザ・ビューティフル
  • マジック・ジャーニー
  • ビジョナリウム
  • スターツアーズ
  • バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
  • モンスターズ・インク ライド&ゴーシーク

チャプター8:東京ディズニーシー

  • タワー・オブ・テラー
  • レジェンド・オブ・ミシカ
  • ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル
  • センター・オブ・ジ・アース
  • 海底2万マイル
  • マーメイドラグーンシアター
  • シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
  • ジャスミンのフライングカーペット
  • マジックランプシアター
  • インディ・ジョーンズ・アドベンチャー クリスタルスカルの魔宮
  • レイジングスピリッツ
  • ストームライダー
  • アクアトピア
  • タートル・トーク
  • トイ・ストーリー・マニア

チャプター9:ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー

  • レッドカートローリー
  • トワイライトゾーン タワー・オブ・テラー
  • ラジエーター・スプリング・レイサーズ
  • ルイージズ・フライング・タイヤ
  • メイターズ・ジャンクヤード・ジャンボリー
  • ソアリン・オーバー・カリフォルニア
  • グリズリー・リバー・ラン
  • ザ・リトルマーメイド アリエルズ・アンダーシー・アドベンチャー
  • ミッキーズ・ファン・ホイール
  • シリー・シンフォニー・スイング
  • カリフォルニア・スクリーミン
  • グーフィーズ・スカイスクール

ディズニーテーマパーク ポスターコレクション

著者:ダニー・ハンケ、ヴァネッサ・ハント、トニー・バクスター
翻訳:上杉 隼人、杉山 まどか
出版社: 講談社

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ゲーム

スタークラフト2 レガシー・オブ・ザ・ヴォイドの映像公開

スタークラフト2 レガシー・オブ・ザ・ヴォイドの映像が公開されました。今回のエクスパンションはProtossのストーリーがメインになります。どんな謎が解明されるのか?楽しみですね。

StarCraft II: Legacy of the Void – Oblivion

メインキャスト

Zeratul、Jim Raynor、Kerriganのメインキャストに加え、今回のエクスパンションではArtanis、Rohana、Vorazun、Karaxがストーリーに加わってくるようです。

Karaxのような武器にかかわる職人キャラはどことなくドワーフを連想するようなシルエットで作られているので、一瞬で彼の役どころがわかる点は上手いところです。しかしTerran陣営にRory Swannがいるのでキャラクーとしてかぶってしまう気がします。ロボットアームを付けている点もキャラとしてかぶると思うのですが・・・。わかりやすいけどイメージを固めすぎている気がするなぁー。私としてはどのようなミーティングでこのキャラクターができたのか気になるところです。

マルチプレイヤー

新しいキャラクターがマルチプレイヤーに追加されるそうです。また既存のキャラクターにも変更点があるそうです。これからのバトルがどのように進化していくのか楽しみです。

Legacy of the Void – Multiplayer Update: Zerg

Legacy of the Void – Multiplayer Update: Protoss

Legacy of the Void – Multiplayer Update: Terran

ベータ版受付中

ベータ版の受付がはじまりました。興味のあるかたは登録してみるといいでしょう。

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ゲーム

ゲーム『タイタンフォール』のコンセプトアート画集『The Art of Titanfall(英語)』

ゲーム『タイタンフォール』の発売にともない、ロボットやウェポンなどのコンセプトアートを掲載した画集『The Art of Titanfall(英語)』が出版されました。

画集『The Art of Titanfall(英語)』

ゲームに登場するロボット、パイロット、宇宙船、武器、都市などのコンセプトアートがギッシリ詰まった画集です。多くのコンセプトアートはキッチリと仕上がっているのでタイタンフォールの世界を堪能することができます。またクイックにスケッチしたコンセプトアートも掲載されていますが、どれもレベルが高いので見逃せません。


The Art of Titanfall
出版社: Titan Books
著者: Andy McVittie

タイタンとパイロット

この画集の一番の見どころはタイタン(ロボット)とパイロットのコンセプトアートです。タイタンとパイロットのコンセプトアートは、細かいところまでしっかりと仕上げられているので、画集で確認するとよくわかります。

新宿の写真

画集の一番最後に、新宿駅周辺の写真を合成した未来都市のイラストが掲載されています。日本人にとっては見覚えのある風景なのに、光と闇のコントラストを上手く使うことで未来にいる気分にさせてくれます。遠くに見える未来風帝冠様式の巨大ビルディングもカッコイイです。

英語が苦手でも十分に楽しめる

残念ながら日本語での出版はされていませんが、画集なので英語が苦手でも十分に楽しめると思います。各イラストを解説する文書は短いので、Twitterに書かれた英文を気軽に読むような感じで読むことができます。

追記: タイタンフォール2の画集も出版

タイタンフォール2の発売にともない、画集『The Art of Titanfall 2(英語)』が出版されました。


The Art of Titanfall 2
出版社: Titan Books
著者: Andy McVittie

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ゲーム

HALO4の画集『Awakening: The Art of Halo 4(英語版のみ)』

HALO4の画集『Awakening: The Art of Halo 4』を購入しました。

Awakening: The Art of Halo 4

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ゲーム

ゴッド・オブ・ウォー3の画集『The Art of God of War III (英語版)』を購入

ゴッド・オブ・ウォー3の画集『The Art of God of War III (英語版)』を購入しました。残念ながら日本語に翻訳された画集は出版されていません。英語が読めなくても画像がたくさん掲載されているので十分に楽しめる画集になています。

The Art of God of War III (Art of the Game)

段ボールケースにおさめられた画集

この書籍を購入したら専用の段ボールケースにおさめられて輸送されてきました。なので本にダメージがなく、きれいな状態で手にすることができました。アメリカの書籍は書店にならべられる段階ですでにダメージがあるケースがあります。特にハードカバーの場合、角の部分がつぶれていることが多いです。なのでこの『The Art of God of War III (英語版)』ような気遣いはうれしいです。

豊富なコンセプトアートが掲載

全271ページにコンセプトアートがたくさん掲載されています。どのページにもびっしりコンセプトアートが配置されているので見ごたえがあります。しかも綺麗にレイアウトしているのでひとつひとつのイメージは見やすいです。もちろん重要なコンセプトアートの場合には1ページ、もしくは2ページを使用して掲載しているので、迫力のあるイメージを楽しめます。

キャラクターのコンセプトアート

キャラクターの章では主要な登場人物やモンスターのコンセプトアートが掲載されています。完成されたコンセプトアートだけでなく、アイディア段階のラフスケッチや各種バリエーションなども掲載されているので制作段階の過程が理解できます。

完成されたコンセプトアートは大きく掲載されているので迫力があります。特にモンスターたちの筋肉表現や返り血をあびた細部などが確認できるので、モンスターの力強さと凶暴な雰囲気を感じことができます。それとは対照的にアフロディーテやポセイドン姫のデザインは非常に綺麗な仕上がりになっています。パンドラのデザインもかわいい感じで描かれているのですが、かわいそうなことに返り血をあびた表現になってます(笑)。

ZBrushで作られた3Dキャラクター

他のコンセプトアート画集では見られないZBrushで作られた3Dキャラクターのイメージが掲載されています。ZBrushで作られた3D-CGはゲームに使用する3D-CGよりも細かく作りこまれたデータなのでキャラクターの皮膚のシワまで作りこまれているのが確認できます。この章を見るとアーティストたちの造形力が高いことがよくわかると思います。

武器と小道具

この章では武器と小道具のコンセプトのスケッチだけでなく、ZBrushで作られた3D-CGのイメージも掲載されています。またどのコンセプトアートも大きく掲載されているので詳細まで確認できるのがうれしいです。ただし武器と小道具の掲載は他の章に比べて少ないです。その代わりキャラクターの章や背景の章が充実しているのでこのバランスでも問題ないと思います。無理難題を言うなら本の値段が上がってもいいから武器と小道具の章をあと30ページ増やしてほしいですね(笑)。

背景のコンセプトアート

オリュンポス、ハデスの宮殿など各ステージごとに背景のコンセプトアートがまとめられています。この章もキャラクターの章と同じく、たくさんのコンセプトアートが掲載されているので満足できるものになっています。どのコンセプトアートもゲーム空間を決定するために描かれているので、ゲームよりもゴッド・オブ・ウォー3の世界観を感じることができます。ただしこのゲームの空間は人工物と岩山などで構成されているので、どの空間も重々しい雰囲気を伝えています。1枚たりとも心安らぐような空間がないところがいいですね(笑)。

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ゲーム

初期から現在までのブリザード・エンターテイメントのコンセプトアートが掲載された画集『The Art of Blizzard Entertainment(英語)』

ブリザード・エンターテイメントの画集『The Art of Blizzard Entertainment』を購入しました。この画集にはワールド・オブ・ウォークラフト、スタークラフト、ディアブロなどのコンセプトアートがぎっしり詰まっています。

完全にマニア向けの画集

本のサイズが大きいうえに、373ページと厚い画集なので、ブリザード・エンターテイメントのゲームマニアが満足できる画集に仕上がっています。ただしほとんどのイラストはブリザード・エンターテイメントのWEBサイトにアップしているものなので、新しいイラストはありません。よってコレクターや大きいサイズでイラストを楽しみたいマニア向けです。


The Art of Blizzard Entertainment(英語)

ブリザードの歴史を感じる

過去のラフスケッチは鉛筆で描かれているのに対し、近年はすぺてコンピューターで描かれています。近年のコンセプトアートは線で輪郭を描いてから、コンピューターで陰影とカラーリングをしていることがわかります。この画集をみていると、長年描き続けられたコンセプトアートの蓄積により、デザインや質感などのクオリティーが高くなっていることがうかがえます。

ワールド・オブ・ウォークラフト

ウォークラフト2からMists of Pandariaまでのイラストが172ページにわたって掲載されています。何度もWEBサイトで見たコンセプトアートですが、見開き2ページで掲載されているイラストも多いので細部まで鑑賞することができます。掲載されているイラストの量は各エクスパンションでほぼ同じくらいですが、1番新しいMists of Pandariaはパンダのキャラクターが5点と掲載が少ないです。

ディアブロ

過去のディアブロからディアブロ3までのコンセプトアートが76ページにわたって掲載されています。昔のインクを使ったようなイラストも雰囲気がありますが、ディアブロ3の古典絵画のように仕上げられたイラストもいい雰囲気に仕上げられています。

またD&Dのファンにはうれしい、キース・パーキンソンのディアブロ2の絵『The Final Stand』も見開き2ページをつかって掲載されています。

スタークラフト

スタークラフト1と2のコンセプトアートが79ページにわたって掲載されています。1997年に描かれたスタークラフトと2009年に描かれたスタークラフト2のコンセプトアートを見比べると、非常に洗練されたことがよくわかります。特にヒョロヒョロだったジム・レイナーがガッシリとしてリアルなイメージに完成されている点は見ものです。またZeratulの衣装デザインも細かく描かれているので見ごたえがあります。

リリースされなかったゲーム

過去に企画されていたゲームのコンセプトアートが掲載されています。企画された年代が古いので、ほとんどのイラストが鉛筆画です。キャラクターデザインは今のように洗練されてませんが、懐かしい雰囲気があるので見ていて楽しいです。

日本人として気になるのがゲーム『ロウニン』です。和服を着て、日本刀を持ったキャラクターや紋付き袴を着たモンスターが描かれています(笑)。なかにはワールド・オブ・ウォークラフトのイメージを継承しているモンスターもいるので興味深いです。

クリスマスシーズンのイラスト

クリスマスシーズンのイラストが掲載されています。ブリザードのキャラクター達がサンタクロースに仮装しているので、遊び心を感じるイラストばかりです。例えばサンタクロースの衣装を着たKerriganからLarvaをもらう女の子のイラストなどは笑えます。このようなサービスはブリザード・エンターテイメントの得意とするところですね。

The Art of Blizzard Entertainment(英語)
出版社: Insight Editions
本のサイズ: 23.5 x 4.1 x 32.4 cm

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アニメーション 映画

名門大学である南カリフォルニア大学(USC)の豪華なキャンパスを訪問 – 映画学科のスティーブン・スピルバーグ・ビルディングへ

イランのアニメーターNoureddin Zarrinkelk氏の講演会を聞きに南カリフォルニア大学USCの映画学科へ行ってきました。講演会の話はまた別の機会に書くことにして、今回はUSCのキャンパスの雰囲気について書こうと思います。

青春映画のようなキャンパス

スパニッシュ様式の建物が多く立ち並ぶUSCの広いキャンパスの中に入ると、日曜日だというのに大勢の学生がいました。カリフォルニアの強い日差しを避けて木陰でのんびりと勉強している学生、サークルのイベントでわきあいあいと楽しそうにしている学生たちなどを見ていると、まるでアメリカの青春映画を見ているような気分になってしまいました。

有名人を輩出する大学

USCは有名人を輩出している名門大学です。特に映画学科は数多くの映画関係者を育てており、ジョージ・ルーカスさん、ロバート・ゼメキスさん、ロン・ハワードさんなどの映画監督もこの大学で学んでいました。

Eileen L. Norris Cinema TheatreとTHXサウンドシステム

講演会はEileen L. Norris Cinema Theatreと呼ばれる地味な建物にて開催されました。建物の外観はミース・ファン・デル・ローエのデザインを野暮ったくしたようなデザインだったので、写真を撮りませんでした。しかし後になってこの建物のことを調べてみるとこの建物はTHXサウンドシステムが開発され、最初に設定されたところだそうです。さすが名門大学は歴史が違いますね。

有名なUSCの映画学科へ

講演会のあとはレセプションが開催されるというので、Eileen L. Norris Cinema Theatreから少し離れた映画学科の校舎へ移動しました。歴史のある大学なので古い建物も多いのですが、映画学科の建物は現代的なスパニッシュ様式の建物でした。なので大学の校舎というよりも、高級マンションのような雰囲気になっています(笑)。普通は倉庫のような撮影スタジオもキャンパスの雰囲気を壊さないように現代的なスパニッシュ様式でデザインされていました。

ダグラス・フェアバンクスの銅像

映画学科の建物の中庭に入ると噴水の中にダグラス・フェアバンクスの銅像が立っていました。左手には台本、右手に剣を持っているポージングなので怪傑ゾロの制作をしているイメージなのでしょうか?建物の雰囲気と合ったデザインなので印象に残る銅像です。

USC 映画学科の中庭に立つダグラス・フェアバンクスの銅像
USC 映画学科の中庭に立つダグラス・フェアバンクスの銅像

スティーブン・スピルバーグ・ビルディングとジョージ・ルーカス・ビルディング

ダグラス・フェアバンクスの銅像を東西に挟むのが、ジョージ・ルーカス・ビルディングとスティーブン・スピルバーグ・ビルディングです。通常アメリカの大学の建物に人の名前がつけられている場合はその人物の寄付で建てられています。なのでこの映画学科の建物はジョージ・ルーカスさんとスティーブン・スピルバーグさんの寄付によるものです。

USC スティーブン・スピルバーグ・ビルディング
USC スティーブン・スピルバーグ・ビルディング

スティーブン・スピルバーグ・ビルディングのホール

レセプションは中庭の西側にあるスティーブン・スピルバーグ・ビルディングのホールで開かれました。ホールに入ると、いたるところに映画のポスターが飾られ、昔のカメラなども展示されていました。またホールにはカフェ(コーヒービーン&ティーリーフ)が隣接しているので学校というより、居心地のよいホテルのラウンジにでもいるような雰囲気です。かなりオシャレな空間です。

貴重なフランス版『ピノキオ』のポスター

ホールには1940年に公開されたディズニー制作によるアニメーション『ピノキオ』のポスターが飾られていました。ピノキオの顔が可愛らしく描かれているのですが、よく見ると身体に対して顔だけが大きく、ユーモラスな姿で描かれています。またLa Merveilleuse Aventure de pinocchioと書いてあるのでフランス版のポスターでしようか?このような『ピノキオ』のポスターは初めて見ました。

USC フランス版『ピノキオ』のポスター
USC フランス版『ピノキオ』のポスター

映画『サイコ』と『エスター』のポスター

階段室はサイコとOrphan(邦題:エスター)が展示されていました。深夜にこの階段を通るのはちょっと不気味かもしれません(笑)。

USC サイコとOrphan(邦題:エスター)のポスター
USC サイコとOrphan(邦題:エスター)のポスター

講演会のレセプション

レセプションでは本格的なブースが作られ、イランのお菓子と本格的な紅茶がふるまわれました。コーヒーが飲みたい人はホールに隣接しているカフェ(コーヒービーン&ティーリーフ)で注文もできました。ちなみにここまで豪華な講演会のレセプションに参加したのは初めてです(笑)。

レセプションでふるまわれたイランのお菓子
レセプションでふるまわれたイランのお菓子

ジョージ・ルーカス・ビルディング

中庭の東側にあるジョージ・ルーカス・ビルディングには残念ながら入れませんでした。日曜日だというのにこちらの建物でも別のイベントが開催されていました。かなり活気がある大学のようです。

USC ジョージ・ルーカス・ビルディング
USC ジョージ・ルーカス・ビルディング

追記:南カリフォルニア大学(USC)の授業が書籍化!

南カリフォルニア大学(USC)の教授、ドリュー・キャスパーさんの講義が書籍化されました。もともとはNHKのテレビ番組『ハリウッド白熱教室』として放送されたもので、映画制作の基本が学べます。またアメリカの大学の雰囲気が感じられるところもこの本の魅力的なところです。


ハリウッド白熱教室

出版社: 大和書房
著者: ドリュー・キャスパー、NHK「ハリウッド白熱教室」制作班